企業目標

株式会社マルニは、人と人とをつなぐコミュニケーション企業として「紙＋印刷技術」をとことん追求して参ります。情報化社会の中にあっても「紙」文化の素晴らしさ、温かさを伝え、世の中の発展に貢献していきます。

人と人とを「紙＋印刷技術」でつなぐマルニ

私たちは印刷文化の中で生活しています。印刷は日常生活の中にとけ込んでいます。印刷は、人と人とをつなぐコミュニケーションを支える、大切な技術です。

15世紀にグーテンベルクが発明した「活版印刷技術」は「羅針盤」、「火薬」とともに「ルネサンス三大発明」の一つにあげられます。彼の完成させた印刷技術は急速に普及し、時代に大きなインパクトを与えました。後の新聞や書籍流通を劇的に発達させました。18世紀の産業革命の土台を作ったと言っても過言では無いでしょう。

その後、印刷技術は時代とともに進歩し、「オフセット印刷技術」が完成した現代社会では、高度にデザインされたカラー印刷が世の中に満ちあふれるなど、成熟期を迎えました。コンピュータ技術がプリプレス部門のみならず、印刷・製本部門にも浸透し、質の高い印刷物の製造が可能となりました。

一方、ＩＴ技術が目覚ましく発達する中、パソコンや携帯電話の普及でホームページや電子メールという新しい情報伝達手段が世の中に急速に浸透しました。同時に新聞や本を読まない世代が増加し、新聞発行部数の減少など、「紙」媒体にも少しずつ変化が現れ始めています。

地球温暖化による「異常気象」など、地球規模の環境の変化が世界中で発生しています。原因となる二酸化炭素の発生を抑えるためには、紙のリサイクルやＩＴ化によるペーパーレス化をさらに進める必要があります。「紙」の原料である木材パルプは限りある大切な地球資源です。「紙」を扱う企業として、今まで以上に環境に配慮した取り組みが求められています。

「紙」は貴重な地球資源であることを十分認識し、株式会社マルニは改めて「紙」の役割を見つめ直し、貴重な「紙」に印刷することによって伝達すべき情報は何かを考えて参ります。ＩＴ技術が身近な存在となりつつある昨今、インターネットやテレビ放送などの媒体とは異なった役割が「紙」媒体に求められているはずです。

自社の役割を見直し、印刷に関する専門技術を極め、「紙＋印刷技術」を通じて心のこもった製品づくりを進め、人と人とを優しくつないで参ります。株式会社マルニはこれらを通じて、社会に喜んで頂き、社会に必要とされる企業であり続けたいと考えます。